今からでも遅くない!知っておくべき津波のこと

地震のあとにやってくるものとして、沿岸地域に住んでいる人々が心配するものは、津波の到来だと思います。

地震発生から数分~数十分で沿岸を襲い、建物や動物を飲み込んでいくのです。

この地震発生後、即座に次に行うべき行動を正しく判断し、行動することが命運を分けます。

今回は、地震直後の脅威、津波について紹介していきます。

津波とは

津波とは、地震や噴火等の主に災害が原因として海洋に生じる伝播現象です。

津波は波長が長く、波高になることが特徴です。

また、津波は海洋に生じると記載していますが、極稀に湖沼でも生じる場合があります

そのため、海の近くではないと高を括ってはいけません。

津波は気付かぬうちに、すぐ後ろまで迫っているかもしれないのです。

普通の波と何が違うの

私たちが普段、海水浴で見かける波と一体何が異なるのでしょうか?

間違えた知識として、普段見かける波との違いは、大きさや高さだ。というものがあります。もしかしたらその間違えた知識が命取りになるかもしれません。

では、普通の波と津波とでは何が違うのか?

それは「水量」です。

普通の波は、海の高さは通常と変わらず海水が波として形をかえているだけです。

一方津波は、海の高さ自体が高くなります。

50cmの波を想像してみましょう。50cmの波といえば海水浴で普通に目にすると思いますし、子供にとってもそこまで危険ではないと思います。

では、50cmの津波ではどうでしょうか?

これは、50cm海面が上昇したとの同等です。波がぶつかってくるというより、海がぶつかってくるという表現のほうが適切かもしれません。

50cmの波で転倒することはほぼないですが50cmの津波では話は別です。

成人男性の80%がなにかに掴まっていなくては転倒してしまい、流されてしまいます。

津波の威力

津波は普通の波と比べ物にならないほどの破壊力を持っています。

海がぶつかってくるのですから、そのエネルギーは莫大ですね。

では、もし陸に津波が上がってきたときの高さ別の威力を見ていきましょう

・30cm 死亡率0.01%

  • 子どものほとんどが転倒
  • 大人でも歩くことが困難

・50cm 死亡率4.8%

  • 大人が転倒、または流される
  • 乗用車が押し流される場合がある

70cm 死亡率71.1%

  • 大人が何かにつかまっていなければ流されてしまう
  • ドアが押さえつけられ開かなくなる

90cm 死亡率 99.7%

  • 何かにつかまっていたとしても、立てない
  • 漂流物を伴い危険度が上がる

1m 死亡率 99.9%

  • 車は簡単に流される
  • 小さな小屋などは全壊する

2m 死亡率 ほぼ100%

  • 木造建築物の全壊

4m 生存ほぼ不可 

  • 鉄筋ビルの崩壊

特に危険なのは、津波は漂流物を伴って襲ってくることです。

がれきや車、自動販売機までもが津波に押し流されてくるのです。

東日本大震災において、津波の被害が最も大きい福島県では、津波の高さが9m~21mに及びました。津波の威力を十分に知ってくれた方はこの高さの津波が襲ってきたらどうなるかは理解できると思います。

津波の本当のこわさ

津波の威力について分かったところで津波の真の恐さについて説明します。

津波の真の恐さとは、「引き波」です。

皆さんは、こちらに向かって来る「押し波」のほうが恐いかもしれません。

ここで押し波と引き波について違いを出してみます

押し波

  • 海から押し寄せる波
  • 陸地に進行する子ほど威力が弱まる

引き波

  • 陸から海に戻る波
  • 上から下に流れるため、引き戻す力は高くなっていく

実は引き波で海に離岸流が発生し、それによりどんどん陸地から遠ざかってしまうのです。押し波よりも引き波のほうが死亡率も高いのは事実です。

このような理由から津波で本当に怖いのは引き波なのです。

津波から逃れるには

ここで、実際にあった話をします。

2011年3月11日午後2時46分に発生した震災の直後、ある小学校の児童たちは教職員の指示で校庭に待機。その後、近くの堤防に徒歩で移動を始めたが、3時37分に大川小に津波が襲来し、児童らが巻き込まれた。

また、3時半ごろには、広報車が高台に避難するように呼び掛けており、津波の襲来は予見できた。

このような話があります。

この話を聞くと、もしかするとただ逃げ遅れてしまったのかもしれないと思うかもしれません。

しかし、話をよく見なおしてみると、地震発生から50分近く経過しています。

また、この学校には裏山があり、津波から逃れるには高さが十分にあったようでした。

50分もあれば裏山に登ることもできたでしょう。

このようなことから、実際には防災マニュアル通りでは助からないこともあり、冷静に可能な限り生存率を上げることができる判断をできるようにすべきだと考えます

自分たちの住んでいる町の地形や街並み、危険な場所など頭に入れておくといざというときにその情報が生きてくるでしょう。

まとめ

これから私たちを襲うと考えられている地震の多くに、この津波が伴います。

まずは正しい知識を身に付け、そこから正しい判断ができるようになれば、自分だけではない周りにいる大切な人たちの命を助けることにつながります。

少しでも皆さんの知識になれば幸いです!

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