絶対に知っておくべき日本の危険な毒草6選

トリカブト

野草の中にはおいしく食べられるものも多くあり、七草粥やお浸し、てんぷらにして食べるなんてこともあるかと思います。今回はその裏に潜む毒草たちを見ていきましょう。

日本三大毒草

食用となる山の幸に似ているため、間違われて食べられることが多いようです

鮮やかな花には毒があるとよく言われています。

そんな日本の代表的な3つの毒草を紹介します。

ドクゼリ 

ドクゼリ

主な症状:痙攣・下痢・呼吸困難

分布:北海道・本州・九州の水辺

 セリ科のこの植物は日本三大毒草の一つで、60~100㎝程の背丈があり、不規則な鋸状の葉、白く小さな花を多数咲かせます。遠目で見るとタンポポの綿毛のように見えます。

七草粥に使われる山ゼリと間違われます。特に若芽の頃がよく似ているので注意が必要です。

ドクゼリの特徴

  • 根の部分に緑色の大きな節がある
  • 地面に這わない

山ゼリの特徴

  • ひげ根である
  • セリ科特有の爽やかな香りがある
  • 地面に這った生え方

ドクウツギ

ドクウツギ

主な症状:痙攣・てんかん・呼吸困難

分布:北海道・本州(近畿以北)の山地

別名イチベイゴロシとも呼ばれる美しく甘い実をつけるこの植物。落葉低木で1.5mほどの高さでキイチゴ等と似て赤い実のため、昔は口に入れてしまう子供が多くいたようです。

実は熟すとブルーベリーのような見た目となります。

危険植物として、都会では駆除が進められています。

ドクウツギの特徴

  • 夏季になると赤い実をつけ、熟すとブルーベリーのような見た目になる。
ドクウツギ 果実
キイチゴ 果実

トリカブト

トリカブト

主な症状:嘔吐・不整脈・呼吸困難・心室細動・不整脈

分布:北海道(札幌以南)・本州(中部地方以北)

日本では30種ほどが存在し、花の色は紫をはじめ、黄、白、ピンク色などがあり、生え方も様々あります。

すべての部分に毒を含みますが、特に根の部分が毒性が強く、そして特筆すべきところは前の2つとは違く、解毒薬が今日に至るまで存在していないことです。

その毒の強さは北海道の昔の人々がこの毒を利用して熊を倒していたほどです。

また、ニリンソウやモミジガサと間違われることが多いようです。

若芽は見分けにくいため摘み取らないようにしましょう

トリカブトの特徴

  • 茎部から交互に葉が生える
  • 葉の部分は無毛

ニリンソウの特徴

  • 地上部の茎の一部分から葉が生える

モミジガサの特徴

  • 葉の部分に細かい毛がある

スイセン

主な症状:嘔吐・頭痛・昏睡

分布:本州以南(温暖な地域)

冬から春にかけて白色、黄色の花を咲かせるスイセン。

ニラと姿形がとてもよく似ており、ニラと同時に観賞用として栽培していたスイセンを食べてしまうことが多くあるようです。

見分けかたは、ニラの独特のにおいがしないこと、ひげ根ではないことです。

スイセンの特徴

  • ニラ独特のにおいがしない
  • 球根である

ハシリドコロ

主な症状:嘔吐・めまい・幻覚

分布:本州・四国・九州

赤紫の釣り鐘状の花を咲かせるこの植物は特に根茎に多くの毒を含んでおり、最大で40~50㎝ほどになります。

新芽のころはフキノトウと見間違われることが多く、誤食することが多い植物の一つです。ハシリドコロを触った手で目を触ってしまうと毒の作用で、瞳孔が開いてしまい、目を開けていられないこともあるそうです。

フキノトウの特徴

  • 新芽が赤みがかっている
  • 細かな毛が生えている

ハシリドコロの特徴

  • 新芽が緑である
  • 表面が滑らかである

コルチカム

コルチカム

症状:嘔吐・知覚麻痺・呼吸困難

分布:日本では主に園芸品種

大きなピンク色の花を咲かせるこの植物は毒草の中でも強力な毒をもつトリカブトより多くの死者数を出しており、間違えやすさでいえばトップクラスなのではないでしょうか。

間違われやすいのはギョウジャニンニクであり、若芽の頃はそっくりで見分けがつきませんが、花の色がギョウジャニンニクは白色、コルチカムはピンク色です。

また、ギョウジャニンニクはニンニクの独特のにおいがします。

コルチカムの特徴

  • ピンク色の花を持つ
  • ニンニクのにおいがしない。

まとめ

  • 特に若芽の頃の状態で間違われて食べてしまうことが多いようです。似ている植物だとしても全く同じではありませんので、においや特徴をしっかり確認し、怪しいと思ったら口にしない、触らないことが大切です。

Follow me!

コメント